新着情報

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  • 2024/03/20雨続きでなかなか収穫できないなか、久々に山に行きました。
  • 2023/12/03小松菜のプランター栽培スタート。笹チップの効果検証。
  • 2023/11/08笹チップを撒いたmy畑から、エンドウの「芽」が出ました。

笹チップに秘められたパワー

繁殖力が半端なく、処分にも困る笹ですが、実は知る人ぞ知る優秀な「土壌改良材」に変身するのです。
自然由来の笹チップを利用して、より美味しくて、大きくて、栄養価の高い農作物作りに繋げてみませんか??

土壌改良材として
活躍

笹チップが発酵することで発生する乳酸菌は、土壌中の有害菌を抑制します。
その結果、繁殖した「微生物」が有機物を分解し、作物の成長に必要な養分を生成します。
つまり、笹チップを肥料と一緒に混ぜるなどして「土壌改良材」として活用すれば、元気で大きな農作物の生育に役立つのです。

成長促進
病気を
しない
美味しく
育つ
堆肥・肥料の
節約

鉢植えや
プランター栽培の
促進

全体の土の量に対して、約3%の笹チップを混ぜ合わせるだけで土壌改良ができます。
堆肥・肥料・土にプラス「笹チップ」で、「発根促進」「成長促進」「糖度アップ」とワンラックアップ上の
鉢植え栽培&プランター栽培が可能となるのです。

雑草対策に
Good

畑の農作物の周りや歩道に撒けば、飛来種の雑草の抑制や乾燥防止、保湿効果を発揮します。
3~4年の耐久性があるので草取りの手間が省けるうえに、除草剤を使わなくてよいので環境にもGoodです。

草取りの
手間が省ける
除草剤を
不使用

チップ作りのきっかけ

荒れ放題の笹林

山あいでの野菜栽培等の農作業において、繁殖力の高い竹や笹における浸食被害は深刻な問題のひとつ。
自分にとっても他人事ではなく「このまま放置?」「せっかくの大切な土地を生かしたい」と、竹や笹への対策について検索検索...
そこで、竹や笹のチップのパワーを知ることになったのです。

笹チップ制作工程

1伐採

実際に伐採しているのは、恐らく「雌竹」という笹です。畑の周辺に壁のように生い茂っている笹を、1本ずつ剪定鋏で切っていきます。

細いから切りやすいものの、ひょろっと縦長。

通常の「3分の1」の力で切れるという
女性に優しく、安全な剪定鋏。

個人作業なので、一度に処理できる量はこれぐらい。

2粉砕

伐採した笹を、機械でチップ状にバリバリ粉砕していきます。

思い切って購入した、こちらの「ガーデン
シュレッダー」。酷使させていただいてます。

吸い込まれるようにバリバリと砕けていきます。
葉っぱは粉砕できず、結構ジャマ。

こちらが粉砕後の笹。そのままの葉っぱや
小枝が混じりつつも、大半はきれいな
チップ状になって出てきます。

3ふるい・仕上げ

このままでは使いにくいので、余計な物をふるいにかけ、よりチップ部分だけ残せるようにします。

家にあった水切りザル。穴の大きさがちょうどよく、
何回か繰り返すことでチップの純度があがります。

そして通気性のよい「米袋」にて保存。
後、小分けにして発送します。

4活用

笹チップを我が家の畑に撒いてみました。堆肥や培養土と混ぜ込めば、最高の「土地改良材」に!

ただ、適当な量を混ぜ込むだけ。その分、
堆肥や培養土の節約にもなるし、笹の有効活用にもなります。

翌年の春。暖かくなると同時に、一気に成長したエンドウ。
毎日毎日実がなるなる!

植物が何も育たなかった我が家での奇跡。
お裾分けさせていただいた方々から、「肥料が良かったんだろうね」という声をいただきました。

庭で畑作り

1.庭の隅の、比較的日当たりのよい場所をとりあえず掘っていきます。
深さ、だいたい30㎝。

2.ゴロゴロの石はもちろん、小石までも「ふるい」にかけて取り除きます。
必要なのはサラサラの砂だけ。

3.いよいよ土壌作り。まず石灰をパラパラ撒いて、土を酸性から中性にします。
しっかり全体を混ぜて、約1週間程度、放置します。

4.次に腐葉土を撒いて混ぜます。

5.そして、ここで「笹チップ」登場!

6.最後に培養土を入れて、なんちゃって畑の出来上がりです。

7.周りをレンガで囲んで良い感じです。

8.うちでは「つるなしえんどう」を植えてみました。

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